施工事例紹介
2014.11.27
尾張旭市 M邸
BROCANTE STYLE GARDEN

1.庭全景。ウッド・フェンスで、プライバシー確保を。プライベート感を大事にして。デッキと連動して、ホワイト塗装を施して、印象を軽やかに。決して広いお庭ではないですが、隣地からの目隠しをしつつ、カラーリングによって圧迫感のないようにしました。 2.ビバーナム・ティヌスの実。コバルトブルーの実は観賞に適します。常緑の低木で、庭木としても通年楽しむことができます。 3.デッキ前のフラワーベット。ホワイトの花色をメインカラーとして、ベビーピンクを挿色に。ロマンティックカラーの色展開です。

4.耐火レンガのアイボリー・グラデショーデション。アンティーク感もあり、味わい深い情景が広がります。 5.つるバラの「ピエール・ド・ロンサール」。淡いベビーピンクは、気品に満ちた甘い香りが。フランスの詩人の名です。 6.雑貨をアレンジ゙して。小物のアレンジで品よくコーディネートして。 7.ミルキーな、ベシャメルソースのような、ウッドデッキの色合い。 アンティークレンガの古ぼけた質感が、空間を緩やかに引き締めます。時を経てエイジングを重ねるごとに、趣深いお庭となるでしょう。

Brocanteとは、フランス語で「美しいガラクタ」という意味が語源になっているのだとか。欧州においては、物を大事にし、古い物を愛するという文化が、暮らしの中に根付いています。そんな、どこか懐かしく、古ぼけて粋な雰囲気を感じられるような庭。時間を経て、美しさを増す。そんな、永く、愛して頂けるようなお庭を。

8.庭全景。ステージを三つに区分けして。奥から、ウッドデッキスペース。次いで、枕木スペース。手前の石畳スペース。庭の奥行が少ない細長い形状なので、目的用途に合わせて、3分割にゾーンニング。ブロカントスタイルでテイストを合わせて、分割された空間に連動性を持たせます。 9.石畳は、ベルギーのヴィンテージの石材。舗道に使われていたもので、すり減った質感は、時の流れを感じさせます。庭の両脇に散らした雑木が、ナチュラルな雰囲気を醸し出します。

10.枕木は、斜め45度に配置して。細長い空間に、メリハリをもたらします。奥には、雰囲気のある物置「カンナ」。ビンテージの石材を積み上げた水栓。随所にフォーカルポイントを計画して、細長いお庭に変化を付けます。 11.枕木が朽ちてできた割れ目に、セダムを植栽。 12.スプリングコートのキャンバススニカー。フランスのクラシックスニカー。 13.アオダモの枝越しに見える景色は、風情があります。

14.赤いペンキの塗られた、アップルボックス。ジャンクな雰囲気があります。アジサイのピンクアナベルを、脇に添えて植栽。個性的な赤色のアクセントカラーを、ナチュラルに周囲に馴染ませます。